製品情報

高い技術力でお客さまのニーズにお応えします。

地震計測機器地震検出装置 SCS形

誤作動防止、データ保持設計

特長

  • 大規模地震による二次災害の防止を目的とする制御機器で、設置場所における地震動の加速度を検出し、信号(制御接点)を出力する装置です。
  • 半導体方式と機械式のセンサーを内蔵し、雷害等の電気的障害に強く、信頼性の高い制御が可能です。
  • 水平・垂直全方向の最大加速度および震度をデジタルで表示します。
  • 4-200mAのアナログ信号の出力により、遠方監視ができます。
  • 検出された地震データ(1秒毎の最大加速度および震度)を本体部のフラッシュメモリに保存し、USBメモリに出力することができます。
  • 弊社従来製品(SCR形)と同一寸法であり、容易に交換可能です。

仕様

形名 SCS
検出部 検出方式 半導体センサー(水平・垂直全方向)
検出範囲 50〜1999ガル・精度±10%
応答周波数 0.5〜10Hz
雷サージ対策 機械式センサー(倒立重錘)と半導体センサーのAND回路
本体部 表示方式 最大加速度・震度をデジタル表示
加速度設定方式 ソフトウエアによる3段階設定
動作表示 制御接点出力時 3段階LED表示
外部出力接点数 故障接点出力・第1〜第3設定出力 各1a(無電圧接点)
接点容量 0.6A/AC100V抵抗負荷 0.5A/DC110V 抵抗負荷
テスト機能 ランプテスト・第1〜第3設定の出力信号(手動操作)
点検ロック機能 外部出力信号ロック(手動操作)警報ブザー発音時
電源 AC100VまたはDC24V のいずれか選択
消費電力 AC100V 約15VA・DC24V 約11W
塗装色 マンセル 5Y7/1
使用環境 -10℃〜+50℃ 85%以下(結露しないこと)
アナログ出力 出力信号 4-20mA(出力内容 最大加速度)
フラッシュメモリ・外部出力 地震発生日時・最大加速度・震度・通信エラーなどの情報を記憶USBポートからUSBメモリにデータ出力が可能